2018.02.08「定期研修 筋膜リリースの基礎およびセルフ筋膜リリースの実践」

2018.02.08「定期研修 筋膜リリースの基礎およびセルフ筋膜リリースの実践」

 

こんにちは。練馬事業所の作業療法士Kです。

今回ご教授下さったのは、筋膜リリースでテレビや書籍でもご活躍中の竹井 仁先生です。

竹井先生の第一回目の講義テーマは、「筋膜リリースの基礎およびセルフ筋膜リリースの実践」についてでした。

 

冒頭では、竹井先生著作の多くの書籍についてお話しでした。

中でも、「肩こりの9割は自分で治せる」の自分で治せない1割の部分に関するお話は、興味深いものでした。

 

【筋膜リリース】徒手による構造学的評価と治療であり、全身の膜組織を対象とし、単なる伸張ではなく膜組織の制限をリリース「=解きほぐす」する手技と定義されています。

【治療目的】リリースによって筋膜等の膜組織のねじれを元に戻し、筋と筋の間もしくは筋と他の構成物の間の可動性や伸張性を改善し、筋やその他の構造物が正常に機能出来るように助けることとあります。

 

       

 

座学では、各論(発達・運動・生理・解剖・栄養)の基礎知識と評価にあたっての考え方をお話しいただきました。

当然のことではありますが、筋膜は全身に繋がっており、既往歴や現病歴だけでなく、生活歴(発達段階、スポーツ、趣味など)からも大きな影響を受けます。

例えば、ベビーベッドの位置・就学時の姿勢・足の組む方・髪の毛の分け方・どちらの肩に鞄をかけるかなど、これらの一部の質問からでも数え切れないほどのヒントが導き出せることを学びました。

 

 

実技では客観的所見だけでなく、このような多方面からの評価を行なうことで、原因を予測し適切なアプローチを行なうことが可能となります。

疼痛のほとんどは筋・筋膜由来と考えられており、適切な筋膜リリースを行なうことができれば、ご利用者様に負担が無く、疼痛も無く、怪我もしにくい体を手に入れることが出来ると教えていただきました。

 

在宅で介入できる私たちは、よりご利用者様の普段の生活での癖や状態、過去に何があったのかを知ることが出来ると思います。

今回学んだことを実践し、安全で疼痛に苦しむことのない在宅生活をより長く過ごして頂けるよう、精進していきたいと再度思わせて頂いた研修でした。

 

次回の竹井先生の実技が楽しみです。